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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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デイヴィッド・ピースDavid Peace『1977リッパー』Nineteen Seventy-Seven


『1977リッパー』Nineteen Seventy-Seven
訳:酒井武志
ハヤカワ文庫

平成18年11月25日読了
意識してかは判りませんが、前作より読み易く判り易い仕上がりです。
読んでいて気が付いたのですが、コレって実際に起きた“ヨークシャー・リッパー”を元にしている…と言うよりその時代を、また事件そのものではなくソレを追っている人間を書こうとしているのではないかしらん。
そうだとすると事件の捜査、増してや解決なんかどうでも良い話になる訳で、その辺りも嫌うヒトが出る要因と思われます。
僕は肯定派なんですけど。
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デイヴィッド・ピースDavid Peace『1974ジョーカー』Nineteen Seventy-Four


『1974ジョーカー』Nineteen Seventy-Four
訳:酒井武志
ハヤカワ文庫
平成18年11月22日読了
好き嫌いのハッキリする作品で、僕は取り込まれたクチでした。
ただどう紹介して良いモノか?
特に終盤はグチャグチャで細部がハッキリしないんですよね…もっとも筋立てや語り口を整理してしまったらつまらない凡庸な推理小説程度で終わりそうですが。

平岩弓枝『御宿かわせみ』


『御宿かわせみ』
文春文庫
平成22年2月28日読了
愛読者も多い長寿シリーズですが初めて読みました。なにしろ以前は御宿(おんじゅく=千葉県の地名、念の為)の話かと思っていたくらいで予備知識無し。まぁ不要なんでしょうが。
一読して思ったのは人気が出るのも当然だと言うコトでした。確かに面白いです。純粋にミステリーの一形態としての捕物帳として読むと甘いところも有るように思われますし、ご都合主義的に先が読めるのもやや残念です(細かいコトを言えば最初にもう少し登場人物たちを紹介して欲しい)。
しかしなにより語り口が良い。ざっくりとした淡彩画を思わせる描写は魅力的で、しっとりとした読後感は心地よく、長く付き合いたくなりましょう。
ただねぇ…ちょいと仕上げが足りないように思いました。
ヒロインの性格描写が現代的なのはまぁ良いとしても、外来語がちょこっと入っているのはどうなんですかね。スパイとかトラブルなんて他に言いようがいくらでも有るでしょうに。
少なくとも当面は無いかな、僕は。

『森信雄木版画展―房総を彫る―』


『森信雄木版画展―房総を彫る―』
スペースガレリア(千葉市中央区)
会期:平成22年3月11日-平成22年3月21日
平成22年3月19日見学
木版画といえば浮世絵や巴水、または新版画の類ばかりしか知らず、現代を生きる作家の作品展は初めて観ました。
まず意外かつ面白く思ったのは黒一色でボカシも使っていない点。そしてサイズが大小さまざまなのにも驚きました。まるで切り絵のようでもあり、モノクロ写真のようでもあり…そしてサイズの大きさにも圧倒されました。
しかしちょいと写真に近過ぎる気がしなくもありません。
現実に見たままの光と影を再現するより、白と黒の対比で画面構成をする方が楽しいと僕は思うんですけどね…。
そういう意味では小品の方が好ましかったです。

『MASKS-仮の面』


『MASKS-仮の面』
千葉市美術館(千葉市中央区)
会期:平成22年7月6日-平成22年8月15日
平成22年7月13日見学
思った以上に、期待していた以上に面白かった。やはり土俗的なモノは力強く魅力的だと改めて感じました。アフリカのお面もまた独特で素晴らしい。
意外だったのは日本の面は和風ではないというコトで、例えば西洋のガーゴイルのようなものや更に禍々しいモノまであり多様性を感じました。土地ごとに多様性が有ると言うのは素晴らしいなぁ。最近はどこに行っても似た街並みで…
閑話休題
ただアフリカだと20世紀に入っても独自性を残しているのが頼もしい。徐々に変わって行くのでしょうが。

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