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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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マキアヴェッリNiccolo Machiavelli『君主論』Il Principe


マキアヴェッリNiccolo Machiavelli
oは上に記号が付いています※
『君主論』Il Principe
訳:黒田正利
岩波文庫
平成23年1月19日読了
久々に付箋を付けまくった本でした。
人の上に立とうなどとは毛頭思いませんしその才覚も無い僕ですが、充分に面白く読みました。例えば日本や中国の歴史上の人物を思い出しながら。現代とだとスケールが違って楽しくないので。
惜しむらくは僕の不勉強が原因なのですが、多用される例示が判らないモノばかりなこと。同時代やよく知られていた故事を使って判り易く書かれていたのでしょうが、ちとシンドかったです。
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栗田勇『花を旅する』


『花を旅する』
岩波新書
平成年10月25日読了
もとはラジオの深夜放送だそうですが、いかにもそのママでした。本に纏めるのならもう一工夫するべきなんじゃないでしょうか?

マーティン・クラリッジMarten Claridge『狂気のざわめき』Nobody's Fool


『狂気のざわめき』Nobody's Fool
訳:山本やよい
新潮文庫
平成23年2月17日読了
全体的に雑な印象はぬぐえないが、それでも面白かった。ただ舞台がスコットランドと言う点を除けば、それほど新鮮ではない内容なんですけどね。
個人的な好みで言うと、もっと登場人物たちの性格の悪さが前面に出てくると楽しかったかなぁと、そこが残念。
もう少し読み易くても…と思わなくもないが、そうすると大人しくなってしまうんだろう。難しいもんだな。新人だそうですから果たしてこの先どうなるのやら?無責任に心配しちゃうんだよね。

國安輪『二軍監督』


『二軍監督』
講談社
平成23年12月4日読了
マリーンズ古賀二軍監督(当時)の勇姿に、かつその波乱万丈な野球人生に惹かれ飛びつきました…が、序盤に筆者がその友人たちとやたらと顔を出すのがウルサくてなりません。せっかく本人を前にして話をしてくれようという状況で、俺が会わせてやったんだとチャグチャ口を挟むでしゃばりそのママです。
この手の本って何故著者が顔を出すんですかね、聴きたいのはお前の話ではなく、お前が聴いた話なんだよ!とイライラするんですが。
第2章で引っ込みますのでソコからは安心出来ます。もっとも最後にまた邪魔しに出てきますが。
細かい用語に感じる違和感は拭い得ませんし、お手軽に書いたような印象は拭えません(そもそもタイトルの二軍監督が合っていない気がします)。例えば写真やら成績表などの資料が、また本人以外に取材した形跡がほとんど無いので薄っぺらい。読み進めるうちに勿体ない、からイライラに変わっていきます。
関係した人名を羅列するだけでも興味深いのに勿体ない極み、熱意の欠片でも有ればなぁ。仕事として安易にまとめた感が有り残念だと言うのが正直な感想です。
【蛇足】
違和感を覚えた箇所のうち一言挟みたくなったものを以下に。
まず球団名から頑なに千葉を外しロッテマリーンズと呼び続けるのは何故か?
2005年のマリーンズを5冠+1と言うが当時は6冠と呼ばれた筈で、ファーム日本一を+1というのなら残り5冠を確認されたい。
同年の日本シリーズはプレーオフのおかげ「だけ」でタイガースが敗れたようなニュアンスが不快である。
…他にも多々有りますがキリが無いので割愛。志が感じられず勿体ないこと極まりない。

エラリー・クイーンElleryQueen『ミニ・ミステリ傑作選』ElleryQueen's Minimysteries 70 short-short stories of crime,mystery,and detection


『ミニ・ミステリ傑作選』ElleryQueen's Minimysteries 70 short-short stories of crime,mystery,and detection
エラリー・クイーン編ElleryQueen
訳:吉田誠一・永井淳
深町眞理子・中村保男
創元推理文庫
平成22年12月28日読了
誰もが名前を知っている文豪から少なくとも僕には未知の作家まで、ミステリと狭い範囲に区分けするのが適当では無さそうな作品からパロディのようなジョークのようなものまで、玉石混交です。いや傑作選の筈なんですけどね、時代が変われば仕方が無い。
なにしろ70編も収録されているので面白かったものを列記すると纏まりが無くなってしまいますから、その逆を。
撰者のクイーンは自らの作品も含めていますが、僕としてはコレが余計でした。書き出しからスカしていて最後まで退屈、ラストはなんだかなぁとまことに残念。載せるのも勇気ですが、載せない勇気が欲しかった。

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