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守和の観た読んだ観た

上総屋:飯田守和の感想録ブログです。 (リンク先から徐々に転載もしつつ)アレコレと感想を綴っていきたいと思います。

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武良布枝『ゲゲケの女房 人生は……終わりよければ、すべて良し!!』


『ゲゲケの女房 人生は……終わりよければ、すべて良し!!』
実業之日本社
平成27年10月20日読了
本書だけで読んだなら、あぁそうですかという感じ。特に素晴らしい随筆とは感じなかった。
執筆を依頼した編集者もそれが狙いだったのだろうが、面白く感じたのは水木しげるが語らなかった部分を反対側から書いている点だ。本人は面白おかしく書いている貧乏について、その原因を本書で知ると俄然ダンディに見えて来るんだよね。
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ロレンス・ダレルLawrence Durrell『文学のおくりもの4 セルビアの白鷹』White eagles over Serbia


『文学のおくりもの4 セルビアの白鷹』White eagles over Serbia
訳:山崎勉
晶文社
平成27年10月16日読了
昭和32年のセルビアが舞台…なのでロクにイメージが湧かないんですよね、当時の東欧ってどうだったのか?
ただ面白かったのは山場であろう戦闘などの動的なシーンではなくそれ以前の冒険的ではないところで、悪くない不思議な雰囲気でした。作者の持ち味なのか、そういう作品の許される、受け入れられる時代だったのか。

水木しげる『ほんまにオレはアホやろか』


『ほんまにオレはアホやろか』
新潮文庫
平成27年10月12日読了
ところどころに説教が混じり、どこかで聞いた話の繰り返しも多々見られるが、それでも愉快に読んだ。多分語り口が良いのだろう、酒の席で聞いたら愉快でたまらないだろう…僕は下戸だけど。
まぁ一番タルになるのは「はじめに」なんだろうけどね、残りはお楽しみってか(失礼な言い草ですな)。

トム・フランクリンTom Franklin『密漁者たち』Poachers


『密漁者たち』Poachers
訳:伏見威蕃
創元コンテンポラリ
平成27年9月14日読了
面白い。粘りつくような泥の迫ってくる迫力は素晴らしい。
小説やら映画やらは本来娯楽なのだと思うのだが、そこにテーマが絡むと鬱陶しくなると思うのですよ。もちろん柱としてのテーマや主張は必要で、それがないと読み捨てられるだけの印象に残らない作品となるのだろうと思います。しかしそのバランスが難しいんではないか。
ただ作者の主張が全面に出て来るとそれはもう宣伝でしかないんじゃないか、更にそれが真面目なモノなら詰まらなくても我慢しろってのはねぇ…具体的に作品名は出しませんが。
本書はその点で娯楽でありながら苦みの強い、面白い作品です。娯楽小説として賞を受けている(MWA最優秀短編賞)のが不思議なくらいキツイ。
ショーン・ペンがジャック・ニコルソンと組んで映画化してくれないかなぁ…。

井伏鱒二『荻窪風土記』


『荻窪風土記』
新潮文庫
平成27年9月12日読了
知っている名前や知らない名前がポロポロと出てきて楽しかった。語り口もまた僕好みで、やっと自分の作家を見付けた気分である…と言ってもまだ判断は早いかな。
まぁもう少し漁ってみてからですかね。

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